manvaのエンジニアリング魂

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マウス内蔵キーボードの作り方5(上質の黒)

自作キーボード用の基板「無限の可能性」を使う場合、筐体をキースイッチと基板で挟んではんだ付けするので、一度配線してしまうと後戻りできなくなる。そのため、筐体をもう少し仕上げておくことにした。

前の記事で、塗装とか書いたが、黒のフィラメントを使えば早いことに気づいた。Amazon's choiseの⬇︎を購入。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07KXSWHBB/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

このフィラメントのせいかどうかわからないが、途中、何度かフィラメントがリールから外れて絡まりそうになった。

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ヘッドが手前側に移動したときリールが引っ張られ、その後、奥側に移動したとき、緩むのでリールの透明の円盤を超えて外れる。外からリールに接触するように壁を作って押さえるようにしたら解決した。

このプリンタ(QIDI X-Maker)の限界も見ておきたかったので、最高クオリティの設定(積層ピッチ0.08mm、インフィル100%)で出力してみた。出力するのに46時間もかかった。時間はかかるが、表面の見た目は素晴らしい出来。

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この設定なら穴も綺麗。

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この設定だとサポート材のつき方も硬くなるらしく、剥がすとき少し大変だった。

空中に浮いている裏面は、やはり難しいらしく、デコボコしており精度がよくない。基板がきれいにフィットしないので少しヤスリ等で削る必要があった。

 

底面も最高クオリティで出力。

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下面のザグリが少し崩れているところがあるが、まあ十分満足の出来。

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 これで配線を開始する。