manvaのエンジニアリング魂

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マウス内蔵キーボードの作り方(ver.0.4) ハードウェア完成

ハードウェアが完成し、全てのキーがちゃんと入力できることを確認した。
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前回以降の製作過程を書いておく。
まず、3Dプリンタのフィラメントが無くなったので買い替え。前にブログにも書いた通り,今まで使っていたフィラメント↓が良かったので、また同じのを買うつもりだったが、どうも最近Amazonのレビューの評判が悪くなっているようだ。
【Creality 3D 】3Dプリンター用 (1KG)純正品 PLAフィラメントPLA 寸法精度+/- 0.02 mm、1.75mm 3Dペン用 スプール造形材料 樹脂材料 (ブラック)
ライバルメーカが悪評を書き込ませたりもあるので,まともに信じてはいないが,一つ気になる点があった。前に買ったときには,推奨温度が180〜215℃だったはずなのに,今見ると210〜230℃になっている。材料か作り方か,何かが変わって,そのせいで評判が悪くなったのではないかと疑わしくなってきた。なので別のを選ぶことにした。最終的に↓を選んだ。

Amazonのレビューに書かれていたので承知していた通り,巻きはあまりきれいではない↓のだが,絡まりはしなさそうな印象。
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使ってみると,デフォルトの設定のままで非常に綺麗にプリントできた。大変満足な出来栄え。オススメできるだろう。(スライサソフトQIDI Printをバージョンアップしたら,ノズル温度のデフォルト設定が前は192℃だったのが202℃に上がっていたので202℃でプリント)
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その後、192℃でもいろいろプリントしてみたが、それらも問題なし。
底面部品をプリント。
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ここに、Pro Microを固定するのだが、どう固定するか。いつもはPro Micro Socket↓
Pro Micro ソケット – 遊舎工房
を使っており、右手用デバイスでもそのまま使っていたが、Pro Micro Socketは前の記事に書いたように、TRRSジャックの配線 がQMK firmware用の配線になっているので、Arduino IDEでは使えない。そこで、左手用のPro Micro Socket↓
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を、↓こうした。
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ちゃんとしようと思ったら自分で基板作るべきだがとりあえず今回はこれで。

それを底面にネジ止めし、スイッチも配線。
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相変わらず汚い。もし次また作るとしたら、フレキシブル基板でちゃんとしよう。
その時は、今までのカオスに決着をつけます(!?)

ハードウェアはこれで左右とも製作完。
後はキーのレイヤー機能とかのソフト部分を作る。次回で終劇だな。さらば全ての試作キーボウス。