方法はいくつかあるだろう。
- タップを3Dプリント
太いボルトのような物ならできるが、小さいネジは3Dプリンタの精度では無理。
- タッピングビス
小さめの穴を開けておき、ビスをねじ込むことでタップを作る。楽だが、何度かネジを付けたり外したりするとボロボロになって使えなくなる。
- インサートナット
熱で溶かして挿入し、冷えるとガッチリ固定できる。例えば↓のような方法でやってる人がいる。
3Dプリンタの出力品にネジ穴を作るのは、インサートナットの熱圧入が便利。タップを立てるより、簡単で速く、強いネジ穴ができるよ。 pic.twitter.com/Gn5rlsX8tp
— けしかん (@keshinomi_88pro) 2018年11月10日
格好良いが、インサートナット自体がちょっと高い。
- バカ穴にしてナットとネジで挟む
これが手軽。だが、ナットを押さえながらネジを締める作業が少しやりづらいので、もうひと工夫。アンダーカットを気にしなくて良いという3Dプリンタの利点を活かし、ナットホルダを作る↓。
プリンタによるだろうが、私の使っているQIDI X-Makerの場合、上下左右全体的に0.2mmくらいずつ余裕を持たせるとちょうど良かった。
相手方は↓のような感じでただのバカ穴。
実際にプリントアウトしたのが↓。
これで気持ち良くネジ止めできるようになった。