manvaのエンジニアリング魂

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マウス内蔵キーボードの作り方7(キーボードとマウスの融合Keybouse)

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ついに完成・・

極秘裏に開発してきたため,誰にも気づかれなかったと思うが,今までの記事に登場した「アレ」とは「マウス」のことだ。右手用デバイス内にマウスを内蔵しており、「マウスシフトキー」を押しながら操作すればマウスとして機能する。

キーボードとマウスを融合し,ユーザインタフェースの新しい扉を開く・・それがKeybouse。

ホームポジションから一切手を離さずにパソコンを操作できることは人類の長年の夢であった。

この使い心地を知っている者は,世界中で私ひとりだけかもしれない。

このデバイスを初めて手にとったとき,人々は間違いなくこう言うだろう。

 

・・めっっちゃ使いづらい・・・と。


・・・結果はともかく、誰かがこの記事を見て、使いやすい真のキーボウスを作り上げてくれるかもしれないのでビルドログを書いておこう。

 

前回までに、右手が完成した。

左手もほぼ左右反転しただけで完成。

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基板を載せるとき、フィットするようにつけたワクが、なぜか左手だと歪んでいた。気休め程度につけていただけのワクなのでカットした。3Dプリンタという道具もまだ信用できるものではないな。

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右手との違いは、

  • マウスがないので、底面はなし
  • Pro Microも筐体に乗せる
  • USBケーブルを通すための隙間を作る

配線したらこんな感じ。

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分割キーボード用のファームウェアの書き方は別の記事にまとめておこう。

manva.hatenablog.com

 

で、完成。

右手裏面

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こんな風につなぎます。

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なぜ使いづらいのかと言うと、いろいろ問題があるが、まず

  • 重い
  • 重心が前すぎ

そのせいでマウスとして使いづらい。

それから、

  • キーを減らしたせいで、覚えるまで大変
  • 親指部(スーパーファミコンポジション:SFPと呼ぶことにする)のキーを押すとき、小指で支えてないとデバイスが動いてしまう。→SFPのキーでレイヤーを切り替えるつもりだったが、シフト先のレイヤーで小指のキーが使えない

という理由でキーボードとしても使いづらい。慣れとキーマップの修正で何とかなる部分もあるだろうが・・

 

キー自体も少し打ちにくい。無限の可能性をあまり分割すると配線が大変そうなので部分的に基板を切らずに使ったが,やはり1つずつにして,すり鉢状にするか。

 ダイソーのワイヤレスマウスとキーボードで2つのUSBを使うのもダサいので1つにしたいし。

 

うむ、どこから直せばいいか・・いったん休憩。

 

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Keybouse Ver.0.3.1 今までの経緯まとめ

manva.hatenablog.com